■議決権のない株式

無議決権株式とは議決権を行使できない株式の事を指します。無議決権株式というのは議決権制限株式の一つとされています。議決権制限株式は無議決権株式と議決権一部制限株式の二つからなって完全に議決権を行使できない株式のことを無議決権株式と呼ぶのです。 議決権制限株式の設定が認められるようになったのが2002年の商法改正です。それまではどうしていたのかと言うと優先株と言う制度を使っていたのです。優先株は配当の支払いや残余財産の分配において優先される株式ですが、その代わりに議決権が与えられないのが一般的なのです。このような優先株を使って株式を発行することによって議決権のない株式を発行していたのですが商法の改正によって優先株以外でも議決権に制限のある株式を発行することができるようになったのです。議決権制限株式の総数は発行済株式数の2分の1を超えることができないというように規定されています。 無議決権株式というのは株式の保有者が分散してしまって経営が不安定になるという事を防ぐ事ができるのです。これは相続によって家族経営の会社の経営が不安定になるというのを防ぐのに使うことが出来るとともに相続税の節税対策にもなるのです。

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